【定年起業はAIと共に!】第5回:専門知識と趣味を活かす「二刀流戦略」の舞台裏


  1. はじめに:定年起業への「二刀流」戦略 前回のブログでは、AIとの対話を通じて導き出した、私の定年起業の結論についてお話ししました。それは、**「専門知識を活かしたコンサル業」「趣味を活かした事業」**という二つの柱で、定年後の人生を豊かにするという「二刀流戦略」でした。

今回は、この結論に至るまでの、試行錯誤の舞台裏を皆さんにお伝えしたいと思います。実はこの戦略は、AIの力を借りつつも、地道な行動から固まってきた部分が大きいのです。

  1. 「転職」活動で気づいた新しい可能性 当初、私はコンサルとしての転職と、趣味のカフェ開業という二つの道を並行して模索していました。元々業務上のコミュニケーションで多用していたLinkedInでは、転職のお誘いもいただいていましたが、やはり定年を間近に控えた年齢がハードルになることを痛感しました。

しかし、その活動を通じて見えてきたのが、業務委託という新しい可能性です。正社員としての雇用ではなく、スキルを活かした業務委託契約であれば、年齢の壁は関係ない。むしろ、これまでの経験が評価され、意外なほど多くのチャンスがあることに気づいたのです。

  1. 趣味を「事業」に変える思考プロセス 趣味の延長線上でセカンドライフを考える中で、多趣味な私が最終的に残ったキーワードは「珈琲焙煎」や「カフェ」でした。

これをどうお金に変えるか考えたとき、まずは店舗を持つという現実的な選択肢が浮かびました。すると、私の得意なM&Aの思考が働き、「M&Aで既存の事業を買収する」という選択肢が頭をよぎったのです。

流行りのM&AマッチングサイトであるバトンズやTRANBIで多くのカフェやベーカリーの案件を検討する中で、いつしか「自分がM&A案件の買い手ではなく、M&A案件の売り手になる(M&Aコンサルととして起業する)」こともできないかという、より具体的なモヤモヤも生まれ始めました。

  1. 点と点が繋がった「運命的な出会い」 この頃、不思議なことに、M&Aコンサルティングファームからの転職のお誘いが増えました。大手ファームでは定年という制度の制約がありますが、小さなファームであれば、そもそも業務委託契約が前提となるため、年齢の呪縛も関係ありません。

そして、とあるファームで業務委託契約が一つ決まりそうになったのです。これを機に、私は「合同会社を設立し、社会保障費や節税を自分で管理する」という選択肢を選びました。さらに、この起業の経験は、趣味の事業を立ち上げる際のノウハウにもつながる。

こうして、私はAIとの壁打ちを何度も重ねながら、**「業務委託契約で安定収入を確保し、起業ノウハウを積みながら、長期的に趣味を活かした事業を育てる」**という、現在の戦略に至ったのです。


次回予告:いよいよ「合同会社」設立の実践編へ

これまでの5回の連載で、私の定年起業への想いや、AIとの試行錯誤のプロセスを、少しでも感じ取っていただけたでしょうか。

次回からは、いよいよ実践編に突入します。皆さんが最も知りたいであろう、**「合同会社を設立する具体的な手続き」**について、私の経験を交えながら詳しく解説していきます。どうぞお楽しみに!

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