年度会計の決算を迎えるマイクロ法人・小規模法人の皆様は、法人税の申告や納税をどのように進められていますでしょうか。
私は昨年創業し、3月末日で第一期を締めました。今回、法人税申告、地方税申告、納付処理までを、すべてオンラインで完了しました。
AIとの壁打ちはかなり活用しましたが、私のように取引内容が比較的シンプルなマイクロ法人であれば、士業に依頼せずとも、一定の範囲までは自力で対応できることを実感しました。本日は、その概要を共有します。
当初は、少しでも経費を抑えたいと考え、全力法人税を使って法人税申告を進めようとしていました。
ところが、私が使用しているfreee会計からデータをエクスポートし、全力法人税へインポートする過程で、わずか260円ではあったものの会計上の差異が発生しました。この差異の解消について、全力法人税側へ問い合わせをしながら3週間弱取り組みましたが、なかなか解決に至らず、最終的にfreee申告へ切り替えることにしました。
もともとfreee会計上では、月次処理と年度締めは問題なく完了していました。そのため、freee申告へ切り替えた後は、マニュアルに従ってfreee会計の情報を取り込み、法人税申告に必要な書類を作成する流れになりました。
驚いたのは、ここからの作業が非常にスムーズだったことです。
freee申告での作業開始から、電子申告、受理状況の確認、そしてPay-easyでの納税まで、私の場合はおおよそ3時間程度で完了しました。
私はMacを使用しているため、特にeLTAXやPCdeskとの連携には少し不安がありました。しかし、freee申告では、freee会計の会計情報を取り込むことで必要な申告書類が作成され、さらにマイナンバーカードによる電子署名にも対応していました。
そのままe-Tax、eLTAXとの連携により、国税・地方税の電子申告まで一連の流れで進めることができました。
freee申告では、電子申告後の受理状況も確認できます。申告が受理されたことを確認した後、最後に残るのが納税処理です。
当社は今期、想定通りではありますが黒字には一歩届かない収益状況でした。そのため、納税は主に地方自治体への均等割のみとなりました。
具体的には、eLTAXのPCdesk WEB版に入り、freee申告で完了した電子申告と連動する形で納税処理を行いました。
流れとしては、まず納税メニューから「電子申告連動」を選択します。そのうえで、法人都道府県民税の確定申告と、法人市町村民税の確定申告を、それぞれ別々に選択し、納税情報の申告処理を行いました。
続いて、再度納税メニューから「納付情報発行依頼の確認・納付」を選択し、先ほど作成した2件の納税情報を順に選択しました。
私の場合は、法人口座のインターネットバンキングからPay-easyで支払いを行い、即座に納税完了となりました。
まだ小さな事業であり、税務上も複雑な処理がほとんどなかったため、今回の申告は比較的シンプルなケースだったと思います。それでも、法人税申告や地方税申告と聞くと、どうしても難しそうな印象があります。
しかし実際に進めてみると、freee申告の自動作成機能、e-Tax・eLTAXとの連携、そして必要に応じたAIとのQ&Aを組み合わせることで、想像していたよりもかなりスムーズに完了できました。
もちろん、税務判断が必要な場合や、役員報酬、固定資産、消費税、繰越欠損金、交際費、寄附金、外注費、複数事業、在庫などが絡む場合には、専門家に確認した方がよい場面もあると思います。
ただ、創業初期のマイクロ法人で、会計処理がシンプルな場合には、オンライン申告のハードルはかなり下がっていると感じました。
創業1期目を迎える方、これから法人決算・法人税申告を自分で進めてみようと考えている方の参考になれば幸いです。
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