分析手法(SySI™)

Synergy Suitability Index™

Synergy Suitability Index™(SySI™)は、
M&Aにおけるシナジー仮説を構造化し、可視化し、定量化するための分析手法です。

多くのM&Aでは、

・戦略的に合っている
・補完性がある
・成長が見込める

といった抽象的な表現で判断が進みます。

しかし、シナジーは分解されなければ評価できません。

SySI™は、シナジーを8つの評価軸に分解し、
各軸を共通尺度でスコアリングすることで、
比較可能な形へと変換します。


■ 8つの評価軸

SySI™では、シナジーを以下の8軸で構造化します。

  • Revenue(収益補完性)
  • Cost(コスト効率)
  • Finance(財務適合性)
  • Organization(組織統合適性)
  • IP / Asset(知的資産・アセット)
  • Regulation(規制・制度リスク)
  • Market(市場整合性)
  • IT / System(システム統合難易度)

これにより、

✔ 強みがどこにあるのか
✔ どこにディスシナジーが潜むのか
✔ PMIで優先すべき論点は何か

を明確化します。


■ 定量化の仕組み

各軸はスコア化され、
重み付けを経て統合指標(S_index)を算出します。

さらに、

  • ΔNPV
  • IRR
  • 投資回収期間

といった財務指標との整合性を検証します。

これにより、

「構造的に魅力的だが財務的に成立しない案件」
「財務的には成立するが統合難易度が高い案件」

を識別可能にします。


■ フェーズ横断型の評価基盤

SySI™は単発分析ではありません。

  • 構想段階:仮説整理・優先順位付け
  • DD段階:検証論点の特定
  • PMI設計:KPI連動

各フェーズで同一評価軸を用いることで、
判断の一貫性を担保します。


■ 本手法の意義

SySI™は、

「案件を成立させるためのツール」ではなく、
「成立させるべき案件かを見極めるためのツール」です。

成立しない判断も、重要な意思決定です。


■ 適用実例

具体的な適用イメージについては、
実際の分析例を整理したページをご参照ください。
→SySI™適用事例を見る

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